猛暑の車内は危険!  

車内にモバイルバッテリーなど置きっぱなしにしていませんか?
ETCカードを車載器に入れっぱなしにしていませんか?

連日の猛暑、真夏の車内は危険がいっぱいです。車内での熱中症や高温によるトラブルも増えています。
お盆休みに旅行や帰省される際は、真夏の炎天下でのトラブルや渋滞に巻き込まれないようしっかり事前確認の上お出かけください。

〇猛暑で起きる危険
・真夏の炎天下の車内は、エンジン停止後5分で車内温度は5度上昇、わずか30分で45℃を記録しています。
・真夏の車内は、エンジン停止後短時間で危険温度に達し、熱中症や脱水症状を招く恐れがあります。
・クーラーが利いた車内でも脱水症状になる場合があります。短時間でも車内に子どもや高齢者、ペットを残すことは絶対にやめましょう。
・ハンドルやダッシュボード、チャイルドシートの表面やベルトの金具などに熱が蓄積しているためやけどには十分注意しましょう。
・可燃性の高い危険物は、車内温度の上昇で破裂や引火の可能性があります。可燃性ガスを使った冷却スプレー缶など車内に放置するのはやめましょう。
・飲みかけの炭酸飲料にも注意が必要です。
・モバイルバッテリーや携帯型扇風機などに使われている「リチウムイオン電池」は熱や衝撃に弱い性質があるため、高温環境にさらされることで電池内部の温度が上昇し、発火するリスクが高まります。直射日光の当たる場所に製品を放置しないようにしましょう。

〇猛暑で起きるETCカードトラブル
・ETCカードが使えなくなるかも
ETCカードのICチップは熱に弱い特徴があるため、ETCカードを車載器に入れてそのまま放置していると、ETCカードが劣化してエラーとなり、料金所を通過することができなくなることがあります。 また、有料道路を正常に認識することができなくなる場合があります。スムーズに通過できるはずの料金所でのエラーは、大きな事故に繋がる恐れがあります。

・ETCカードを車載器に入れっぱなしにしていると、車載器の故障に繋がることも
特に夏場は、車内の最高温度が50度以上になります。ダッシュボード付近は最高温度が70度以上になると言われていますので、ETCカードを入れっぱなしにしている車載器も大きなダメージを受け、車載器の故障に繋がることもあります。

・ETCカードの入れっぱなしは、不正利用時の補償が受けられない
ETCカードを車載器に入れっぱなしにして、万が一、ETCカードの盗難や紛失があった場合には、不正利用の損害が補償されないことがあります。
カード会社の規約(特約)では、ETCカードを車内に放置していたことにより、紛失・盗難にあった場合、カード使用者に重大な過失があったとみなし、被った損害は補償しないと明記されていますので、車から降りる際には必ずETCカードを車載器から抜くことが重要です。
また、クレジットカードとETCカードが1つになった一体型カードを車内に放置して盗難や紛失があった場合には、ETCカードの不正利用はもちろん、クレジットカードの不正利用についても一切補償されないようになります。

ETCカードを毎回抜き差ししていると、紛失が心配になりますが、ETCカードをそのまま放置したり車載器に入れっぱなしにする行為は、ETCカードの劣化や故障の原因にもなりますし、紛失・盗難のリスクもあります。
しかも、ETCカードは会員自身で適切に管理することが義務付けられていますので、万が一、車載器に入れっぱなしにして何らかの事故があった場合でも、会員の重大な過失とみなされて一切の補償が受けられない可能性が高くなります。

ETCカードが正常に動作しないと、高速道路の料金所のバーが上がらず大事故に繋がる場合があります。
また、ETCカードを放置すると、万が一の補償が受けられない可能性がありますので、ご注意ください。

猛暑での運転は、思いのほか体力を消耗します。十分な水分補給と適度な休憩をお取りいただき、安全運転でお願い致します。
また、高速道路を利用する際は、渋滞緩和のため、利用日や時間帯を変更するなど、分散利用にご協力をお願いします。



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